ホビット 決戦のゆくえ

年末公開というあんまりうれしくない時期でしたが、やっぱりどうしても劇場で見たいので
ほぼ無理矢理と言っていいくらいな感じで行ってきました。

今回もHFR版IMAX 3Dでの鑑賞。
確かにリアルというか、キレイなんだけど、前作の「竜に奪われた王国」の湖の町・エスガロスでの戦いの時の
ライティングがすごい違和感覚えたんですよ。
その感じが引き続き今作でもあって、なんというかスタジオ撮りの光の具合と背景がイマイチ合ってないように感じてしまうのです。
HFRだからかもしれないけど、なんかこうスタジオ感が見えすぎちゃうんですよね。
日本の時代劇をデジタルハイビジョンで見る違和感に近い気がします。
映像の世界観がギクシャクしちゃってるように感じちゃうんですねー。
慣れなのかもしれないですけど、ハイビットレートが必ずしもいいというわけではないと事を感じています。

そんなことがやけに気になっちゃって本編にあんまり集中できなかったような・・・。

前作「ホビット 竜に奪われた王国」の時の踊る仔馬亭の中にいるような疑似体験とかエレボールのスマウグのシーンとかの感動が今作はあんまなかったなぁ。
すごいんだけど、ロード・オブ・ザ・リングからずーっと見てきて慣れちゃってるのかなんなのか。
時間も2時間半ぐらいだったし、ちょっとあっけなかったかな。

最後にホビット庄に帰ってきてうっとりしてるとビルボの111歳の誕生日になるところで終わるんだけど、そう来るとロード・オブ・ザ・リング3部作が見たくなるよなー。でも都合10時間とかかかるんだよなー・・・・。


ホビット 決戦のゆくえ (字幕版)



at 16:52, KAGIWO, 映画

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くるみ割り人形

ここんとこ仕事が忙しくてあんまり子供達と遊べてなかった事もあり、思い立って平日の夜に長女を連れて増田セバスチャン監督のくるみ割り人形を観てきました。

トレイラーを観た限りでは昭和テイストな映像演出と、きゃりーぱみゅぱみゅのPV的な世界観が混ざったようなもんだと勝手に思ってたんだけど、実際観たらちょっと違ってた。

映画が始まる直前まではすごいわくわく感溢れる長女だったけど、冒頭の砂男のくだりのとこでいきなり怖くて号泣。
その後もしばらく立ち直れず、くるみ割り人形がネズミ達にさらわれるあたりまで「もうお家に帰る」だの泣きっぱなし。

あの昭和テイストな映像演出が今時の子供には怖いと感じてしまうのかな。まぁ分からんでも無いけど。
またこの日は僕と娘以外はお客さんがいなくて広いシアターに2人だけというのもマイナスに働いたのかも。

しかしクララが時計の中に入るあたりから3D独特の奥行き感と、人形の国のカラフル加減が綺麗で徐々に長女も映画に集中するようになってきて一安心。

映画が終わる頃にはもう一度観たいと言うほどお気に召した模様。

ストーリーはさておき、あの映像演出は海外に持って行っても全く恥ずかしくないほど素晴らしいものだと感じました。

人形の国でシャンデリアを見上げるシーンとかの演出はアンビエントとかレフトフィールドなんかのPVに使えそうだなとかいろいろインスパイアされる部分も多々あり、大人が観ても十分楽しめると思います。あと、せっかく行くなら3Dをおすすめします。

at 01:26, KAGIWO, 映画

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アメイジング・スパイダーマン2

トビー・マグワイア主演のスパイダーマンは映画館に観に行ってたのだが、 リブートしたアメイジング・スパイダーマンは何となく見る気が出なくて、 アメイジング・スパイダーマン2の公開に合わせたテレビ版を子供と一緒に見た。

イマイチ、 アンドリュー・ガーフィールド のスパイダーマンのノリに違和感を感じたけど 先入観が無い分、子供には面白かったようで、映画館に連れて行けと言われてたけど 結局連れて行かなかった。

先週末の台風で外に出ることもできないので、じゃあ映画でもってことで 「アメイジング・スパイダーマン2」をitunesでレンタル。
今回は子供と一緒に見るので日本語吹き替え版を選択。

娯楽映画としては十分に楽しいが、「ダークナイト」のように何回も見たいと思うような作品では無い。

台風の日に子供と見るには最適の映画です。
 

 

 

 










at 19:03, KAGIWO, 映画

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GODZILLA ゴジラ

「GODZILLA ゴジラ」をIMAX3Dで見てきました。
今回は事前情報をほとんど入れていなかった事もあり、怪獣のスケール感とか街の破壊っぷりとかを本当に純粋に楽しめました。

ゴジラ映画は1984年(昭和59年)の「ゴジラ」以来、30年ぶり!当時は小学生でした。
自分的にはゴジラと言えばこの1984年版なので、今回のハリウッド版は情報公開時からちょっと気になってました。

今回はゴジラがメチャクチャでかいというくらいしか事前情報のインプットが無く、 観に行きたいかな?とか思ってて気が付いたらIMAX3Dでの上映最終日だったので「行くなら今しか無い」と思い立ち、 仕事を何とかして(w)最終上映回で見てきました。

ストーリーも、日本映画のゴジラへのリスペクトも感じられる内容をベースに現代的な解釈が絶妙にブレンドされていて、 公式サイトなどで謳われていた『「ダークナイト」「ダークナイトライジング」のレジェンダリー・ピクチャーズが、“神”なるGODZILLAを3Dで甦らせる!』 のは嘘ではないと感じました。

あと、特筆すべきは怪獣の声というか音が秀逸。特にムートー関連の音は素晴らしい。サンプリングしたい。
でもあの重低音はIMAXじゃないと再現できないのかな?
もう一度見たいけど、もうIMAXでは見れないしなー。

いずれにしろ、これは一度は見ておくべき映画だと思います。
賞賛の意をこめて珍しくパンフレットを買って帰りました。






at 16:36, KAGIWO, 映画

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アナと雪の女王

大ヒットうんぬん言われ始める前に長女と2Dを観に行ったのですが、この「アナと雪の女王」が生まれて初めての映画だったこともあり、 大変感動したようでして、また連れてけとせがまれていたのですが、そうは言っても2回行くのはちょっと・・・と言う感じではぐらかしていたのですが GWになって3D吹替え版も始まったので再度連れて行くことに。

今回はGWも始まってさらにカード会員特典の日と言うこともあってか、109シネマズ名古屋はこれまでに見たことないくらいの人出!
チケット購入待ちの列はチケットカウンター前どころか、劇場フロアでも収まらず、1Fの階段下まで伸びていました。
当然場内はとんでもない人で埋め尽くされていました。
これは普通に窓口で買おうとしていったいどのくらい時間がかかるのでしょうか?
とか考えながら行列を横目にネットで予約した席を自動発券機でゲットし、シアターへ。
この時の上映回は満席でした。子どもだらけかな?と思ってたのですが、それほどでもなく、カップルと半々くらいでしょうか。

内容としては「アナと雪の女王」の本編の方の3Dは正直うーん・・・と言う感じでした。あんまり3Dの意味がないような・・・。
それよりは本編前のミッキーマウスのショートムービーの方が3Dの意味があったような気がします。

子ども的には初の3D映画なので絵が飛び出すことに興奮しまくってたのでよかったかな。

映画の内容的には良くも悪くもディズニー映画です。
特筆するとすれば日本語吹き替え版ではオラフ役のピエール瀧の吹替えが素晴らしかったということでしょうか。

エルサが氷の城を作るとこの「レット・イット・ゴー」で子供たちの大合唱が起こるのではと構えていましたが、そんなことありませんでした。

きっとDVDも買うことになりそうです。

※追記 当然のごとくDVD買いました。家では連日、長女と次女が大声で何度も歌いまくりながら観ております。













at 15:17, KAGIWO, 映画

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ウッドストックがやってくる!(字幕版)


年末年始のタイミングで見ようと年の瀬も迫った頃にダウンロードしておいて、結局年明けてから観た。
はっきりと断言できますが、これは傑作です。ぜひとも観る事をおすすめします。

この映画も先のブログにあったKOTAROさんが推してたので気になっていた映画だった。
紹介したての頃はレンタルが無くて躊躇してたんだけど、この内容なら買っても良かったかな。

内容的には寂れた田舎に突然ウッドストックがやってくるという内容なのですが、これはパーティーオーガナイズのワクワク感とか周囲の協力、嫌がらせとかがリアルかつ面白く表現されている。

会場の下見の時のここから始まる感とかぐっと来ます。

中でも秀逸だったのが主人公がやっとパーティー会場に辿り着いたんだけど、ステージに向かう途中にヒッピーカップルに声をかけけられて、アシッドを勧められてそのまま彼らのバスに転がり込んでしまうシーン。
LSD初体験の主人公の心理描写や効いてる感の色彩の表現はマジで凄い!
その後ステージに向かうも途中の丘でステージがまるで宇宙の中心のようになっている感じとかは、初めての野外パーティー体験をとてもうまく表現していたと思う。

自分に置き換えれば初回のオーロラサイケデリカとか最初のR.t.t.S at Mt.Fujiでの風景、体験が重なり、感慨深い。

最終的には主人公は田舎を出て旅に出かけるわけだが、90年代後半の日本でも似たようなことが割と身近に起こっていたように思う。何かに気づいて、これまでの自分の生活とは違う生き方を試すべく足を踏み出すということは、とても勇気のいる事だが、その一歩を踏み出す事ができるかどうかはこの映画のような体験ができるかどうかが大きいと思う。もちろんその体験をするにはまず外にでなければならないんだけどね。

ジャンル的にはコメディーなんだろうけど、いろいろ考えさせられたりする素晴らしい映画です。




at 00:34, KAGIWO, 映画

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ゼロ・グラビティを4DXで鑑賞





2013年末に自分のツイッターやFacebookのタイムラインで話題になってたゼロ・グラビティを4DXで鑑賞してきました。

自分の回りで年に100本映画を観に行くKOTAROさんが2013年のベスト映画と推してたのと、
自分の場合は観るならぜひ4DXでと勧めていただいたので中川コロナまで行ってきました。

一応ここで4DXについて触れると、

4DX™とは、3Dのその先「体感型(4D)」を演出するための最新劇場上映システム。座席が作品中のシーンと完璧にリンクし、前後上下左右へ稼働。また、風、水(ミスト)、香り、煙りなど、各種演出も体感できるアトラクション効果も搭載。また、4DX ™専用作品ではなく一般公開されている映画作品で、4DX ™の環境効果で体感できることも特徴。観客のあらゆる感覚を刺激する4DX ™で、これまでに体験したことのない、映画の「新たな感動・すばらしさ」を体感してください。

ということで、現状日本では名古屋と福岡の2つのみということです。

自分としてはIMAX 3Dで十分満足してるので、一体どんなもんだかとドキドキして行ったんだけど・・・
自分には合いませんでした、4DX。

まず自分はメガネ男子なので、4DXのデモムービーの際に出る水しぶき(ミスト)を顔にかけられた時点でイラッとしてしまいました。
メガネに水滴がつくのって本当に鬱陶しいのです。
加えてあの香り。これもよくわからない香水を吹き付けられてるのと一緒で、はっきりいって不快。
服について匂い取れないし。

座席が動いたり、背中をたたかれたりはまだいいんだけど、そういう余分なものが気になってしまって映画に集中できませんでした。

救いだったのは無料のロッカーに手荷物とコートを入れておいたのでそれらに匂いが付かなかったこと。
映画終了後そのままトイレに直行し、顔とメガネを洗ってうがいしてから、コートを羽織らずに車で帰ってきて、そのまま服は洗濯、自分はシャワー浴びました。

その後、車で出かけた嫁さんに「何か知らない人の匂いが車に充満してて不快。」といわれる始末。

ゼロ・グラビティの映画自体はよかったのですが、今回は上映時間の都合上吹き替えで観たので、それもやっぱりマイナス点だったかな。

かと言ってIMAX3D字幕版を観に行こうとは思えませんが・・・。

うーん、いい経験にはなったけど、なんだか残念でした。トホ。
   

at 01:51, KAGIWO, 映画

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スター・トレック



久しく映画館に行ってなかったので結構無理矢理時間を作って「スター・トレック イントゥ・ダークネス」をIMAX3Dで見てきました。
一言でいうと、メチャクチャ面白かった!
TVシリーズは深夜たまたまやってると、なんとなく見てたくらいで熱狂的なファンではないのですが、これはTVシリーズ見てなくても十分楽しめました。
特に舞台が宇宙ということもあり、ワープシーンとかはIMAX3Dで見るのは最高のエンターテイメントですね。
できればもう一回見に行きたい。
しかし映画館に行くのは自転車で15分くらいとは言え、なかなか難しいんですよねぇ。

と言うわけで、とりあえず前作にあたる「スター・トレック」をいつものようにiTunesでレンタル!
今回はせっかくの映像を堪能するためにmacbookからHDMIでTVに送らず、画面はMacbook retinaでみて、音声のみアンプに繋ぎ、スピーカーで出しました。

内容的にはカークが艦長になるまでですが、よく言えばテンポ良く、別の言い方だといささか端折ってる感がありますね。
まぁしかし見て損は無し!

まだの人は「スター・トレック」を見てから「スター・トレック イントゥ・ダークネス」をIMAX3Dで見ることを強く勧めます。

 

at 18:44, KAGIWO, 映画

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ファンタジア



ウォルト・ディズニー・スタジオが1940年に公開した、クラシック音楽に完全同期したアニメーションがオムニバス形式で収録されている作品。ステレオ効果が利用された最初の映画でもある。

内容的にはクラシックと映像の融合ということもあり、個人的な見解ではこの作品を高く評価しているのは一般的なディズニーファンよりも音楽ファンとかアート系の方が多いような気がします。

個人的には妖精たちが美しい「くるみ割り人形」が一番好きです。
蜘蛛の巣に滴を流し込むシーンやキノコのダンスの水の表現など、ほんとにこれアナログなの?と思ってしまうほど美しいです。

他にも魚のひれなどの半透明の部分の描写など、表現の手法が素晴らしすぎて、デジタルが主流の昨今では絶対に表現できない世界が詰め込まれています。

デジタルは確かに便利ですが、その代償に無くしてしまうものがあるのは音楽もアニメーションも同じですね。


子供に見せるのならやはりこういったものを見せてあげたい。
その後の感受性に確実に違いが出ると思います。



at 16:11, KAGIWO, 映画

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テッド Ted



トレーラーの時点で気になってた映画を盆休みに視聴。

内容的にはお下品なアメリカン・バカコメディ。
個人的にはこういうのは大好き。

テッドはクマの人形だが、こんな感じのヒッキーみたいな人もたくさんいると思うんだけど。(w


iTunesのレビューでは星5と星1にばっさり評価が分かれてるのがいい。

こういうのはある程度その国の文化を理解しないとわからないってのもあると思う。
というか、一般の日本人には理解できないってことなのだろうか。
だから盆休みが5日しかなくても文句言わないのだろうか?
オーストラリアの夏休みは90日、ヨーロッパでも30日程度。

・・・話がそれた。

R15指定だけど、そんなに直接的にヤバいシーンは無かったと思う。

何も考えず見て笑いたい時にオススメです。
 



at 14:37, KAGIWO, 映画

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