2013.09.02 Monday
ファンタジア
ウォルト・ディズニー・スタジオが1940年に公開した、クラシック音楽に完全同期したアニメーションがオムニバス形式で収録されている作品。ステレオ効果が利用された最初の映画でもある。
内容的にはクラシックと映像の融合ということもあり、個人的な見解ではこの作品を高く評価しているのは一般的なディズニーファンよりも音楽ファンとかアート系の方が多いような気がします。
個人的には妖精たちが美しい「くるみ割り人形」が一番好きです。
蜘蛛の巣に滴を流し込むシーンやキノコのダンスの水の表現など、ほんとにこれアナログなの?と思ってしまうほど美しいです。
他にも魚のひれなどの半透明の部分の描写など、表現の手法が素晴らしすぎて、デジタルが主流の昨今では絶対に表現できない世界が詰め込まれています。
デジタルは確かに便利ですが、その代償に無くしてしまうものがあるのは音楽もアニメーションも同じですね。
子供に見せるのならやはりこういったものを見せてあげたい。
その後の感受性に確実に違いが出ると思います。
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